一瞬たりと同じ時はなく、すべてはカタチを変え、流れてゆきます。
今ここにいのちあることの奇跡をいつも想っています。
今ここを生き切れたなら、過去を悔やむことも
未来を案じることもなくなるのかもしれません。
けれども、やはり生きてゆくということは
喜びや楽しみがある一方で、痛みや切なさを伴うもの。
失われゆくものを慈しむ気持ちや、
胸の締め付けられるような切なる想いもまた
生きることのエッセンスであるようにも思うのです。

生身で体感し、肌で記憶した様々な感覚や
場の空気やおもむきを
本という形に落とし込むことを試みています。
触れるということ、肌感覚を大切にしてモノづくりしたいと思っています。
2022 年、毎月1冊の写真集(手製本,ZINE)制作のチャレンジ中。

東京都出身。
設計技師だった父に譲り受けたカメラで2000年頃より写真を撮り始める。
同時期よりボディワーカーとして活動、心と体のケアの仕事に従事しつつ、
ヒーリングプロセスとしてのフォトグラフィーをコンセプトに、
受容感覚を拡張する試みとして写真制作を続けている。
長期プロジェクトとしては、
世界大戦中に戦闘機「震電」の設計技師であった亡父のドキュメンタリーを制作。
このテーマを扱った手製本三部作「風立ちぬ〜黒き峰より」で、
御苗場2020 レビュアー賞三冠受賞。
東京在住。


【Works】
2002 feel(スライド)
2019 R(ZINE)
2019 stillness(手製本)
2020 風立ちぬ〜玄き峰より(手製本三部作)
2020 tomorrow(手製本)
2022 tulips(ZINE)
2022 Le Rémanence(ZINE)
2022 ひさかたの(ZINE)
2022 N/P(ZINE)
2022 Wind Song, 2002 to 2022(手製本)
2022 Flow(手製本)Riki氏との共同制作(写真による往復書簡)
2022 [ h a c o ](手製本)
2022 おわりとはじまり(手製本・巻物)
2022 独坐鎮寰宇(手製本)
2022 a drop of water, a grain of sand(手製本)
2023 あはひ 34.12.12(手製本)​​​​​​​
2023 ニラーハナー(手製本)

【Exhibitions&Events】
2017 "うつろいゆくもの"  PHaT PHOTO写真教室クラス展 京橋72Gallery/whitecube
2018 "tomorrow"  PHaT PHOTO写真教室クラス展 下北沢バロンデッセ
2019 "stillness"  熊谷聖司チェキゼミ修了展 京橋72Gallery/whitecube
2019 "キヲク"  PHaT PHOTO写真教室クラス展 京橋72Gallery/whitecube
2020 "風立ちぬ〜玄き峰より"  御苗場vol.26 テーブル展示 3331 Arts Chiyoda
2020 熊谷聖司製本ワークショップ展示 京橋72Gallery
2021 "monolith" リコーフォトアカデミー修了展(大和田良ゼミ)西新宿リコーギャラリー
2021 RockYou2021 青山LUMIX BASE TOKYO
2022 "[ h a c o ]" 熊谷聖司パネル講座展示 京橋72Gallery
2022 paperpool 6周年記念展
2022/10 T3 PHOTO FESTIVAL Photo Market 出展
2022/10 安達ロベルト光の時20期展覧会《時間旅行》 銀座ギャラリーカメリア
2022/12 12月展2022 祐天寺paperpool
2023/2 "あはひ 34.12.12” 祐天寺paperpoolグループ展《家族 " family affair "》
2023/8 "ニラーハナー" 安達ロベルト×Gallery Camellia 光の時 特別展「Kontrapunkt II」À Chloris


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